2009/03/03

北海道 流氷リベンジツアー

昨年の2月中旬、金曜に年休を取って2泊3日の北海道旅行に出かけた。
目的は流氷を見ることだったが、そのときは残念ながら南風に吹き流され、流氷ははるかかなた、海の向こうとなっていた。
そのときは旭山動物園に行ったり氷点下の気温を体験したり温泉につかったり、それなりに満足度の高い旅行には仕上がったが、一度は流氷を見てみたい、あわよくばその上に乗ってみたい、ということで、この週末にリベンジしてきた。

今年はJALのパック旅行で1泊2日の行程とした。
土曜日に女満別空港に降りて、まずは網走港から
おーろら号に乗って外洋の流氷を見た。

















案外、迫力があった。一面、遠くの海まで氷の塊で埋め尽くされているというのは、予想外に圧巻だった。



















その後、博物館網走監獄を見学して、知床ウトロまで移動、知床第一ホテルに投宿。
夕食のバイキングがweb上の口コミで評価されていたが、正直バイキングって言われても、と消極的な気分だった。
本物を見てみて、なるほど確かにこれはすごいと思った。その会場は広く、品数も豊富で、通常のビュッフェでありがちなメニューからカニ、刺身、寿司、ラーメン&フォー、チョコフォンデュ、などなど・・・。文化祭みたいだった。
案外、これは楽しかった。
初日はこの後、オーロラファンタジーという野外イベントを見物して、温泉につかって終了。


















翌朝、オプションツアーの「流氷ウォーク」に参加。
これはドライスーツを着て流氷の上や下で遊ぼう、というもの。
もとは現地の漁師さんが冬の閑期に始めたことらしい。
年々参加者が増えているようで、今回参加させて頂いたところではとうとうJALのロゴの入ったドライスーツが提供された、と説明してくれた。
地場の漁師さんながら、トークも仕切りもうまくて、慣れないドライスーツ着用もイベント風に盛り上げながら進行してくれて、素直にすごいなと思った。
外洋の流氷は離岸流に乗っているということで、港内の流氷で遊ぼうということになった。
流氷と流氷の間の水分が凍っていたが、これが危険な氷で、ふとした弾みで簡単に割れる。そうすると乗っていた人間は海に落ちる。
これが案外楽しい。
ドライスーツは温かいといいつつもやはり状況が状況なので十分に寒くなったが、妙な浮力もあるし、海に浮いているだけでも不思議と楽しい気分になれた。

二日目のこの後は、個人的には消化試合モード。
救いだったのはバスガイドさんが昨日と違う人になっていて、これがまた若くて可愛らしい人だった。
おかげで後半も楽しい旅となった。

屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖、そして網走空港で解散。

一泊二日はやはりあっという間、しかし行く前に考えていたよりも充実して楽しい時間となった。
真冬の北海道も2回目となり、だいたい寒さ対策も見えてきた。最初は嫌で嫌で仕方なかったが、もう一回くらい冬の北海道に行ってもいいかな、と思えるようになった。
我ながらなんだか現金な感じがする。



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